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ピアノの防虫剤選び

ピアノに防虫剤は必要?調律師がわかりやすく解説

 

「ピアノの中に防虫剤を入れた方が良いですか?」

 

調律の際によくいただくご質問の一つです。

結論から申し上げると、通常のご家庭で適切な環境で保管されているピアノであれば、防虫剤は必ずしも必要ではありません。

むしろ、防虫剤の種類や使用方法によっては、ピアノへ悪影響を与えてしまう場合もあります。

 

ピアノの中で虫が発生することはある?

 

ピアノ内部にはフェルトやクロス、木材など天然素材が多く使われています。

そのため、長期間使用されず湿気が多い環境では、ごくまれに虫の被害を受けることがあります。

代表的な被害は次のようなものです。

 

* ハンマーのフェルトが食べられる

* 鍵盤下のクロスが傷む

* 内部に虫の死骸やフンが残る

 

ただし、このような被害は決して多いものではなく、多くの場合は湿気や長期間放置されることが原因です。

 

防虫剤を入れれば安心?

実はそうとは限りません。

市販の防虫剤の中には、揮発した成分が金属部品へ影響を与えたり、他の薬剤と混ざることで化学反応を起こしたりするものがあります。

また、種類の異なる防虫剤を一緒に使用すると、変色やベタつきの原因になることもあります。

 

そのため、「とりあえず入れておこう」という使い方はおすすめできません。

 

一番の防虫対策は湿気対策

 

虫が好む環境を作らないことが最も重要です。

次のような環境を心掛けましょう。

 

* 定期的に部屋の換気を行う

* 極端な湿気を避ける

* 長期間弾かない場合でも、ときどき鍵盤の蓋を開けて空気を入れ替える

* 定期的に調律・点検を受ける

 

これだけでも、多くの虫害を予防できます。

 

長期間保管する場合は専門家へ相談を

何年も演奏しない予定がある場合や、倉庫などで長期間保管する場合は、環境に応じた管理が重要になります。

必要に応じて専用の防虫剤を使用する場合もありますが、使用する薬剤や設置場所には注意が必要です。

自己判断で市販品を複数入れるよりも、調律師へ相談することをおすすめします。

 

ササキピアノでは

ササキピアノでは、お預かりしたピアノを調律師が定期的に確認し、保管中もピアノの状態をチェックしております。

また、納品前には「ピアノの健康診断」を実施し、虫害や湿気による影響がないかも含めて確認したうえで、報告書としてお客様へご案内しております。

 

大切なピアノを長く良い状態で保つためには、防虫剤だけに頼るのではなく、適切な環境で管理し、定期的に状態を確認することが何より大切です。

ピアノの保管や管理方法についてご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にササキピアノまでご相談ください。

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ピアノの健康診断書
ピアノの健康診断のサンプルです。
実際の写真で状態を確認しながら、修理の提案と修理費用が一目でわかるので、不要な作業を削りながら今後の予定にあわせたお見積りをさせて頂きます。ピアノの状態を写真付きでご報告しています。
お預かり中のピアノは無料、出張診断の場合は出張費のみ頂戴する場合があります。
調律のついでにご依頼頂くのがオススメです!
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