ピアノの「後見人」とは?
弊社では、ピアノをお預かりする際に、代理人様(後見人様)をご指定いただいております。
「どうして必要なのですか?」とご質問をいただくことがあります。
その理由は、ご契約者様に万が一のことがあった場合や、ご自身で判断をすることが難しくなったときに、その大切なピアノの今後について決めていただくためです。
ピアノは、ただの楽器ではありません。
初めて両手で弾けた一曲。
発表会で緊張しながら演奏した日。
親子で並んで練習した時間。
一台のピアノには、ご家族だけが知る思い出が静かに積み重なっています。
だから私たちは、代理人様には「この人になら安心して託せる」と思えるご家族やご親族の方をご指定いただくようお願いしています。
実は、このお話は弊社へピアノをお預けいただく方だけのものではありません。
ご自宅にあるピアノも、お子様の成長や独立、ご実家の整理、ご自身のライフステージの変化など、いつか「このピアノをこれからどうするか」を考える日が訪れます。
そのとき、ご家族で話し合う機会がなければ、「誰が受け継ぐのか」「修理して使い続けるのか」「新しい持ち主へつなぐのか」と迷ってしまうこともあるでしょう。
だからこそ、今この瞬間に、ご家族で「このピアノをこれからどうしていきたいか」を話してみてください。
その会話は、ピアノの未来を決めるだけではありません。
思い出を振り返り、家族の気持ちを確かめ合う時間にもなるはずです。
一台のピアノが、これからも家族をつないでくれる存在でありますように。
